メキシコ留学記

メキシコの交換留学生が、メキシコ留学に関する情報、悩み、不安、愚痴などを書いています。否定的なコメントは別に構いませんが、礼節を書いたコメント及び暴言は削除、しつこい場合はコメント拒否リストに追加させていただきます。また、私のブログは議論を目的とするものではありません。

メキシコのコストコは以外と、、、

私は日本に住んでいた頃、たまに車で親にコストコに連れて行ってもらっていました。これは私の個人的な感想であり、コストコを貶めるつもりは全くないのですが、私の行っていたコストコは人が沢山いて、言葉は悪いですが、試食に群がるクソガキ達が多く、また非常識なママさん達や変な人が結構いるイメージでした。もちろん、ちゃんとマナーを守って買い物をしている方が大半でしたが、、、だからあまりコストコにいいイメージはありませんでした。インターネットとかでも結構コストコに来ている客の悪口書いてありますし、、、

メキシコのコストコも地域によると思うので一概には言うことができませんが、私の住んでいる地域のコストコは、日本のコストコと違いかなり空いています。試食に群がる人もあまりいませんし、変な人もあまり見かけません。まあ、日本のコストコより面積が広いと云う理由もあるかも知れませんが、そもそもの絶対数が少ない気がします。

品揃えの面では、日本のコストコとあまり変わりません。業務用の冷凍食品が売っていたり、電化製品が売っていたり、肉が売っていたり、飲み物が売っていたりします。中でも私にとって一番嬉しいのは、冷凍食品の枝豆と焼き飯です。これは、日清が作っているので、ヘンテコ日本食ではなく、結構美味しく食べられます。また、ステーキ用の肉なんかも結構安く買えるので本当に助かります。

最近の私の体はコストコで出来ていると言っていいほどに、コストコで買ったものを、毎日食べたり飲んだりしています(笑)

留学を辞めたくても辞められない人へ

交換留学や正規留学、なんであれ様々な理由で、留学を辞められない方は沢山います。

私もその一人です。途中で帰ってしまったら、大きなペナルティーが課されてしまいます。ほぼ帰れないと言っていいでしょう。そのような蟻地獄のような状態になってしまった場合、もう覚悟を決めるしかありません。もう帰れないんですから。私は今まで日本に帰りたいと思わない日はありませんでした。おそらく、これからもないでしょう。しかしカウンセリングを入れながらですが、なんとか正気を保っています。まず、留学を辞めたくても辞められない方は、カウンセリングをした方がいいと思います。海外からでも、Skype等で日本人のカウンセラーと話すことができます。値段は少し高いですが、発狂してしまうより1000000倍もましだと思います。

また、目標値を最低にすることも大事です。『ここにいるだけで偉い、今日もよく日本に帰らずに頑張った』と毎日自分を褒めてあげてください。もう、いるだけでとても辛くてしかも帰れないなら、それ以上を望まない方がいいと思います。それ以上を望んでいると、『ああ、今日も気持ちが辛くて何もできなかった』と毎日自分を責めてしまいます。そうすると辛い留学がもっと辛くなってしまいます。息を止めながら、水中でバタバタするのと同じことです。動かない方が息は持つんです。とにかく、そこにいれば良いのなら、いることを目標にしましょう。

ですが、あまりにも追い詰められてしまったら、一つ手段があります。それは、無断で帰国することです。その先周りにどんなに責められようと、どんなペナルティーを課されようと、死ぬよりはましです。帰れないなら死にたいと思った時は、日本で死のう、日本で死ぬ前に食べたいものはなんだろうと思い出して、最後の力を振り絞って、無断で帰国してください。日本に戻ったら、また生きる気力が湧いてくるかも知れません。

帰りたくても帰れないのは本当に辛いですが、1日1日耐えて頑張って行きましょう!私も頑張っています。

 

留学を楽しめなくても、乗り越えられなくても、劣等生ではない

留学が辛くて辛くて仕方がない方は、よく『留学辛い』や『留学帰りたい』等の検索ワードで、自分と同じ気持ちの人、または同じ体験をしている人を探すのではないでしょうか?しかしながら、あるにはありますが、そういう記事はあまりありません。

そういう検索ワードで探しても、『色々大変だったけど、結局乗り越えて後半からはすごく楽しくなりましたー』とか『何十時間も勉強して、全てこなせるようになりました』など、ネガティブな部分はかなり少ないです。ましてや、留学から途中で帰ったなんて話はほぼ見たことがありません。また、私は一時期留学先で、授業にもいかず、家から一歩もでない、いわゆる引きこもり状態に陥っていたことがありますが、”留学引きこもり”で検索しても、『授業には行っていたけど、それ以外は部屋にいた』と云う全く引きこもりではない、引きこもりの記事しかありませんでした。

そうなると、『乗り越えられない自分が悪いんじゃないか?』や『自分は何十時間も勉強してないのに生活するだけで精一杯どうすればいいの?』等、余計に自分を追い詰めてしまいます。ましてや、留学を途中でやめて帰るなんてかなり常識外に思えてしまいます。私も引きこもりの記事が全くなかったため、引きこもる自分は異常なんだと余計自分を責めてしまっていました。

しかしながら、ネットの記事は所詮ネットの記事です。本当かどうかもわかりません。そんなことは間に受けなくていいんです。ましてや、私のように留学のネガティブな面を全面に出し、辛いことや失敗や不安をとめどなく綴ったり、普通の人はしません。できたこと、乗り越えたことを書いて、みんなに褒めて欲しくて記事を書くわけです(それが悪いこととは全く思いません。)。留学を失敗してしまったことをわざわざ記事に書こうという人の方が少ないわけです。ましてや、途中で帰ったりしたら、それこそトラウマになってしまって、思い出したくもないかも知れません。

ですから、おそらく多くの人はつまらなくて、特に結果もでない留学を過ごしていると思います。それが表にでないだけです。ネットに記事を書かないだけです。だから心配しないでください。あなたのような人はたくさんいます。

留学生を笑うな!

*  地震が起きたため、掲載順序を変更させていただきました。申し訳ありません。

腹立たしい事が起きたので、この記事を書きました。

私は今メキシコの大学のある学部で授業を受けています。海外の授業は日本の授業と異なり、授業中に発言を多く求められますし、発言を沢山したり、質問を沢山したり、前に出たりしなければ、先生に認めてはもらえません。日本では、座っているだけで良かったものの、海外ではそうはいかないのです。ましてや、こちらは留学生、現地の生徒よりもテストができるわけでもありませんから、そういったところで、貪欲に点数を取っていかなければ単位が取れません。

そのため、私はあまり発言するのが得意でなくても、頑張って発言します。言葉がうまく出なくても、なんとか自分の発言を先生に伝えようとします。しかし、私は留学生、時には頓珍漢な回答をしてしまうこともありますし、伝えるのに人一倍時間がかかってしまうこともあります。

私は本当に許せません。そんなに必死で頑張っている人を笑う同じ学部にいる学部生たちを。何が面白いんでしょうか?アウェイで必死に戦っている外国人がそんなに面白いですか?わからなくても、必死でその授業にくらいつこうと勇気を振り絞って発言している人が面白いのでしょうか?理解できませんし、本当に最低だと思います。

そういうことをしている人達は、想像力のかけた愚かな人達なので自分が逆の立場になったことを考えられないんでしょうね。本当に愚かだと思います。彼らがもし日本にきて(バカなのでこれない)母語ではない日本語で一生懸命発言した時に、笑われたらやっぱり嫌な気持ちになると思います。

まあ、でも僕はそんなバカにかまっているほど暇ではないので、ブログのネタにするぐらいで、腹の虫を収めようと思います。他の国から日本に来た留学生に、私はそういうことをしないであげたいです。それだけしかできませんから。

日本人がいない留学先のデメリット

以前、日本人がいない留学先のメリットを紹介したので、今度はそのデメリットを紹介したいと思います。

デメリット

  • 意識的もしくは、無意識的人種差別がひどい

日本人が多い場所というのは、言い換えれば外国人が多い場所ということです。例えば、東京には外国人がたくさん来ています。外国人を見つけても、あー外国人だー、珍し〜、写真撮ってーという自分の好奇心を満たすためだけに、相手の気持ちも考えない、自分勝手な接触をしようとする人や、あ、外国人がいる、日本から出てけ!などの本当の人種差別的発言をする人もいるにはいますが、少ないです。なぜなら、外国人がいることが普通だからです。特に珍しくもなんともないですから。いること自体は、良くも悪くも思いません。これは、日本でなくても同じです。私の住んでいる町は、日本人というか、アジア人自体が本当に少ないので、上記のような意識的、無意識的な人種差別にあいます。からかわれることもしょっちゅうです。スペインでは、日本人が多い所に住んでいたため、あまりありませんでした。

  • 日本食が手に入りづらい、ちゃんとした日本食のレストランがない

留学で海外に長期滞在すれば、必ずと言っていいほど、日本食が恋しくなると思います。しかしながら、日本人がいない場所は、日本人が商売をしていない場所でもあります。ですから、ヘンテコ和食はあっても、割としっかりした日本料理店はほぼ存在しないと言っていいでしょう。私は、たまに両親にレトルト食品などの日本食を送ってもらっています。

  • 留学の辛さを語り会える日本人の友達がいない

やはり留学の悩みをわかってくれるのは、同じ国から来た留学仲間だと思います。日本語で悩みを言い合えば、暗い気持ちも少しは和らぐでしょう。そして、一緒に頑張ろう!と切磋琢磨できるかも知れません。しかし、日本人がいなければそれは不可能です。だっていないんですから(笑) 

  • 強い孤独を感じる

やはり、現地人の友達ができても、彼らはネイティブであり、留学生はノンネイティブです。一緒に遊びに行っても、話していても、彼らが悪いわけではないですが、疎外感があります。そんな疎外感を感じ続けていると、とても孤独を感じます。そんな時、同じ母国語で語り合える仲間がいれば、そんな孤独を紛らわすことができるでしょう。しかし、日本人がいなければ、その孤独は和らぐことはなく、増す一方です。

いかがでしたでしょうか?いてもいなくても、それなりのメリット、デメリットがありますね。これから、留学を考えている方はぜひこの記事を参考にしていただきたいです。

 

地震がありました、私は無事です

メキシコで大きな地震がありました。チアパス州オアハカ州には大きな被害があったそうです。復興が早く進んでくれることを、祈るばかりです。

私の元にもかなりの心配メールが届きました。本当にありがたいですし、たくさんの方に留学を応援していただいてるんだと感じることができました。こういうメッセージは本当に励みになりますし、一人じゃないんだなと感じることができます。

かなりの心配を周りにかけてしまったわけですが、私の住んでいる地域は地震の被害が酷かった地域と大分離れているため、全く被害はありませんでした。家の物も何も落ちていないですし、道も地震で地割れが起きたり、電柱が折れたりしていませんでした。正直な話、地震が起きた時は、深夜だったため、普通に寝ていて全く気づかなかったです。朝起きて、色々な人から『大丈夫?』や『無事だという連絡ください』というメッセージが来て、何かな?と思って調べてみたら、地震があったというレベルです。

日本にいる人達に心配をかけないように、メディアももう少し詳しく、しっかりと丁寧に報道してほしい限りです。また、心配してくれるのは本当にありがたいので、こう言ってしまうと失礼なのかもしれませんが、情報を受け取る側もメキシコは日本よりも広いということをしっかりと意識して、ニュースの州がどの位置にあって、私の州がどこにあるのかを調べてから、心配していただきたいです(このブログの読者様は、私がどこに住んでいるかも知らないので、このブログの読者様は全く悪くありません。心配してくださって本当にありがとうございます。)。余計な心配させたくないですからね。

私の地域に住んでいるメキシコ人も、昨日の地震は大きかったと騒いでいましたが、それは彼らが地震にあまり慣れてないからです。そんなに揺れてません。地震大国の日本人からしてみれば、全然揺れたうちに入りませんでした。

 

留学先に日本人がいないメリット

短期留学にせよ、長期留学にせよ、日本人が多い留学先か、それとも日本人が少ない留学先か迷うことはあると思います。今回は、日本人が多い留学先と、全くいない留学先どちらも見てきた私が思う留学先に日本人が沢山いないメリットを紹介していきたいと思います。

 

メリット

  • 現地人の友達ができやすい

これは、意外と思われた方が多いかもしれませんが、日本人が全くいない場所というのは、日本人どころか外国人が圧倒的に少ないです。よって外国人に興味を持つ人が沢山います。だから結構黙ってても日本の話を聞かせてよ!とか写真撮ってとか、質問攻めにあったりすることは多いです。そういうのが嫌でない方なら、すぐに現地人の友達を作ることができます。意外と留学してて、留学生同士で固まってしまう等の理由から、現地人の友達ができないということはよくあるみたいです。日本人がいなければ、あまりそういうことはないと思います。

  • 留学先言語のヒヤリング、スピーキング能力が上がる

まあ、当たり前ですね。日本人がいないのだから、日本語を喋る機会があまりありません。しかも、日本人がいない留学先なんて、だいたい田舎で、母語以外の言語が喋れる人はほぼいません。留学前の語学力が高かろうが、低かろうが、必然的にその国の言語を喋らなければなりません。もちろん、生活は大変ですし、厳しいです。ですが、喋ったり、聞いたりしないと生きて行けないので、必ずと言っていいほど、上記二能力は上がります。文法に関しては、別に勉強しなければならないので、現地にいたからといって上がるわけではないでしょう。

  • 比べる相手の日本人がいない

比べる日本人がいないというのも、大きなメリットです。日本人が沢山いると、どうしてもその中で、一番楽しんでる人や一番勉強ができる人と比べてしまい悩んでしまいます。その点、日本人が全くいなければ、そもそも同じ環境で比べる相手が皆無な為、比べようがありませんし、悩みようがありません。その上、留学先の日本人コミュニティーでの揉め事ありません。揉める相手がいませんから(笑)

 

ざっと、思いつくのはこのぐらいでしょうか?私が以前スペインやオーストラリアで行っていた語学学校には、日本人が沢山おり、やはり人間関係でのトラブルも結構あったみたいです。さらに、日本人同士でつるむことがどうしても多くなり、結局語学力が伸びなかったと言っている方もいました。そういった意味では、日本人がいなければ、日本人とつるむことがないので、そういったトラブルは避けられるでしょう。