メキシコ留学記

メキシコの交換留学生が、メキシコ留学に関する情報、悩み、不安、愚痴などを書いています。否定的なコメントは別に構いませんが、礼節を書いたコメント及び暴言は削除、しつこい場合はコメント拒否リストに追加させていただきます。また、私のブログは議論を目的とするものではありません。

留学をやめる判断基準

私はこれまで幾度も留学をやめようかと考えました。しかし、今はまだメキシコにいます。しかしやめようかと悩んでいる人は私の他にも沢山おり、その方々が留学をやめるかどうか判断する助けになればと思い、ありきたりな事しか書けませんが、留学をやめる判断基準について今回は書かせていただきたいと思います。

  • 状況がよくなる希望があるかどうか

例えば、現地の言語をほぼ全く話せない状態で留学先に来て、語学力が低いが故に生活やコミュニケーションでうまくいかない場合は、現地で暮らしていくうちにだんだんと話せるようになり、問題の根本であった語学力というものが時間によって解決されます。こういった場合はいた方がいいです。しかしながら、語学力はあるが、留学先の文化、人間性、環境が合わないといった場合は、環境は変わってくれないので、本人が受け入れられかどうかの問題です。人間合わないものは合わない時はあります。この場合は帰ることも考えた方がいいと思います。

  • ペナルティと比較して割に合うかどうか

交換留学で行っている場合は、ルール上では留学をやめて途中で帰ってくることは許されません。一番ひどいペナルティとしては退学、もしくは奨学金の返却等が求められる可能性があります。語学留学や正規留学の場合、交換留学のようなペナルティはありませんが、払った学費などが返却されないといった問題が生じてくると思います。どちらの場合においてもそのペナルティを払ってでもやめる価値があるかどうかを考える必要があります。

  • 未来にとっていいかどうか

そんなことやってみるまではわからないだろうということなのですが、例えば交換留学の場合であれば、四年生が一年留学を前期で切り上げたとしたら、9月卒業になってしまう可能性が高いです。そして、時期がずれてしまうため、就職活動に響いてしまいます。こういった場合は、なあなあでも続けた方が将来にとっていいかもしれません。しかしながら、卒業後自費で語学留学している場合は、切り上げても時期的には影響がないので、無理に続ける必要はないかもしれません。

  • その先やりたいことがあるのか

上のテーマと少しかぶってしまいますが、その先何をしようか全く考えてないのに帰って来てしまっては、路頭に迷ってしまいます。しっかりと、その先どうするかが見えてから、留学を切りあげた方がいいでしょう。

 

私が思いつく限りのことを書いてみました。留学をやめるというのは、とても大きな決断で勇気のいる行為だと思います。そのため、ペナルティと今、そして将来どうなるかを考えながら、やめるかどうかをゆっくりと考え、後悔しない決断をしていくのが大切だと思います。