メキシコ留学記

メキシコの交換留学生が、メキシコ留学に関する情報、悩み、不安、愚痴などを書いています。否定的なコメントは別に構いませんが、礼節を書いたコメント及び暴言は削除、しつこい場合はコメント拒否リストに追加させていただきます。また、私のブログは議論を目的とするものではありません。

メキシコ人、よく人を待たせる割に待たない

最初に申し上げておきますが、私はメキシコ人全員がこうだと言っているわけではもちろんありません。ただ、メキシコ人にこういう人が多いように感じたというだけです。もちろん、約束を守ってくれるメキシコ人もいますし、ちゃんと順番を守るメキシコ人もたくさんいます。また、メキシコ全土がそういった感じではなく、もしかしたら私の地域特有のことかもしれません。こういったことを頭に入れた上で、今回の記事を読んで頂けたら、幸いです。

前記事でも書いたことがありますが、メキシコ人はとても時間にルーズです。ドタキャンはしょっちゅう、早くても約束した時間の15分後、長い時は30分以上なんてこともあります。それでも奴らは基本的に謝りません。30分もちょっと遅れちゃった的なノリです。メキシコにきて最初の頃は、そんなに時間にルーズで、人を待たせたり、人の計画を狂わせたりすることをなんとも思わないなら、もちろん自分達が待つことだってなんとも思わないんだろうなと思っていました。なぜなら、人を待たせるなら、自分が待ったり、ドタキャンをされても当然だと思いますし、それが筋だと思うからです。

しかしながら、奴らはそうではありませんでした。メキシコ人は基本的に列に並びません。もちろん、きちんと並ぶ人もいますが、そうでない人がたくさんいます。バスに並ぶ時だったり、銀行だったり、ジムだったり、基本的に待ちたくないようで、横入りや待つことが必要になると、とても嫌な顔をしてきます。

その中でも一番酷いのがコピー屋に行く時です。メキシコの田舎では(田舎でなくてもそうかもしれませんが)コピー機がコンビニとかにないのでコピー屋にいきます。学校の授業で使用するプリント等もそこでお金を払って、教材のコピーを購入することが多いです。基本的に列ができているのですが、メキシコ人は先に待っている人がいることをわかっているくせに、ガンガン横入りをして我先にコピーをもらおうとしてきます。日本人だから横入りが許せないのかな?と思ったのですが、先にコピー屋にいた友人のドイツ人二人も呆れかえってました。おそらく彼らは、横入りのせいで20分以上も待っていたのだと思います。

そういった文化や国民性なのですから、別に否定はしませんが、人を待たせるなら、自分が待つことを了承するのが筋だと思います。人を待たせるけど、自分は待たないそれは我儘だと私は思いますし、ああはなりたくないと思います。

それでも、高級バスを使った際は、きちんと列になっていたので、富裕層はもしかしたら待つことを知っているのかもしれませんね。