メキシコ留学記

メキシコの交換留学生が、メキシコ留学に関する情報、悩み、不安、愚痴などを書いています。否定的なコメントは別に構いませんが、礼節を書いたコメント及び暴言は削除、しつこい場合はコメント拒否リストに追加させていただきます。また、私のブログは議論を目的とするものではありません。

これからの人生どうすればいいかわからない

メキシコ留学に行く前の自分は、卒業及び就職前に留学に行くことによって、スペイン語をさらに極めて、スペイン語を飯の種にするつもりでいました。さらに、留学期間中に色々な物を見て、色々な人と関わって、将来のヴィジョンをはっきりさせ、これからどんな道に進んで行くのかをしっかり決めようと思っていました。私は以前から海外で働きたいとも考えていたので、その迷っている道の中には駐在員として、メキシコで働くという選択肢も入っていました。

しかしながら、現実は厳しい物でした。メキシコ留学は何をやってもうまくいかず、上がるはずだった語学力は急激に低下し、色々な人と関わるつもりが、メキシコ人がどうも生理的に合わないせいで、対人恐怖症に近いような状態になり、前よりも人と関わることが怖くなってしまいました。さらに言えば、私は留学前からあまり人を信用しないタイプだったのですが、留学してメキシコ人と関わるようになってから、余計人のことを信用できなくなってしまいました。そんな感じでメンタルがやられ、家に引きこもりがちな日々を過ごしているため、色々な物を見ることもできていません。何よりもう何もする気が無いんです、頑張ろうというガッツがもうなくなってしまいました。

こんな状態になると、メキシコ留学で成そうとしていたことが何一つできておらず、自分は進化したと言うよりかは退化してダメ人間になってしまいました。そして、メキシコ留学で海外で暮らすと言うこと自体がトラウマになってしまい、自分の選択肢の一つであった海外で働くと言う気ももう完全にありません。

つまり、留学に行くことによってはっきりさせるはずの将来のヴィジョンが完全に見えなくなってしまいました。スペイン語もできずガッツもわかない私は、これからどうやって生きて行けばいいかまったくわからなくなってしまいました。留学して何かが見つかる人もいれば、留学をしてあらゆるものを失い、おまけにどうしていけばいいか何もわからなくなった人もいるということを頭にいれて頂ければ幸いです。