交換留学して傷ついたプライド、そして気づいたこと
だいたい交換留学というのは、学校内で選抜試験があって、その中で選ばれた人がいくわけです。つまり、そこの学校の優等生しかいけないわけですね。
自分でいうのも何ですが、私も例に漏れず日本でいた大学内では、優等生でした。勉強ももちろんたくさんしていましたし、スペイン語に関して言えばそれはもう病的なほどにこだわりを持って勉強していました。
しかし、交換留学先では私は一番の劣等生です。そりゃ少し考えれば当たり前な話です。母語じゃないんですから。ですが、私には未だにその事実が受け入れられないで、日本語だったら余裕でできるのに〜とか、考えてしまいます。しかも、生活とかその他諸々でストレスが常にかかっているので、日本にいた時よりも勉強ができていないんです。それで、今まで少し自信が持てていた、勉強をたくさんすることや勉強ができるいう要素がなくなってしまって、プライドが大分傷つきました。
でも、それで大きなことに気がついたんです。自分はスペイン語が好きだったんじゃなくて、勉強ができる優等生な自分が好きだったんだなと。
いつか本当に自分が好きなことを見つけたいです。