メキシコ留学記

メキシコの交換留学生が、メキシコ留学に関する情報、悩み、不安、愚痴などを書いています。否定的なコメントは別に構いませんが、礼節を書いたコメント及び暴言は削除、しつこい場合はコメント拒否リストに追加させていただきます。また、私のブログは議論を目的とするものではありません。

メキシコ二種類のタクシーの違い

メキシコのタクシーは、大きく分けてLibreと呼ばれる流しのタクシーとSitioと呼ばれる停留所でチケットを買ってのったり、電話で呼んで乗ったりするタクシーの二つがあります(高級ホテルが持っている専用タクシーを除く)。それぞれ勧誘されるので、少しうざいです。

Sitioタクシー

Sitioのタクシーの勧誘はチケット売り場の前で、『Taxi? Taxi?』と呼ばれるぐらいなので、うざいといえばうざいですが、そもそも乗る前にチケットを買わなきゃならないので、無視して素通りすれば問題ありませんし、営業をかけられるのは空港のターミナルのチケット売り場ぐらいなものです。バスターミナルのSitioタクシーのチケット売り場では、営業すらかけてきません。

Sitioタクシーに乗るためには、上記で書いたチケット売り場(taquilla)に行ってまず行先の住所をいい、該当区域に当たるチケットを買い、タクシー乗り場へ行きそのチケットを運転手に渡し、行先をいえば大丈夫です。Sitioタクシーは基本的に安全で、すでにチケットも買っているので、それ以上のお金は取られず、ぼったくられることもないです。また、電話で呼ぶSitioタクシーもあります。この場合は、チケットではないので、運転手によって多少金額が違いますが、それでも安全で、そこまでぼったくられることはないと思います。電話番号は観光地であれば、地球の歩き方等のガイドブックに書いてある場合があります。

Libreタクシー

Libreタクシーは、停留所に止まっているタクシーではないので、普通にそこら辺を走って、道行く人にクラクションを鳴らしたり、人の前をゆっくり走ったりして、勧誘をかけてきます。これが結構やかましいですし、車がちょうど捌けてきたところで、急いで道を渡ろうとしているのに、目の前をゆっくり走られたりして、また車が来たりするとマジでムカつきます。Libreタクシーの勧誘は本当になんとかして欲しいです。

LIbreタクシーに乗るためには、道でタクシーに見えるように人差し指を出しせば、止まってくれます。これは、メキシコで路線バスに乗る際も同じサインを出します。そして、値段が決まっていないので、必ず乗る前に行先を伝え、値段交渉をしましょう。もしふっかけられるようなら、断って別のタクシーに乗った方がいいです。

そして、このLibreタクシーは防犯上あまり使わない方が良いとされています。なぜなら、白タクの場合もありますし、Libreタクシーを使ったことによって強盗などの事件に巻き込まれるケースが少なくないからです。もし、Libreタクシーを使うのであれば、ケータイ電話を取り出し、誰かに電話してるふりをしながら、そのタクシーの番号を言って、だいたい何時ぐらいにつくかを伝えるといいと思います。また、車の中から鍵をかけるのも忘れないようにしてください。

以上がメキシコのSitioタクシーとLibreタクシーの違いでした。防犯上できる限り、Sitioタクシーを使うことをおすすめいたしますが、万が一Libreを使わざる負えなくなった場合は、私のアドバイスを参考にしていただければ幸いです。