メキシコ留学記

メキシコの交換留学生が、メキシコ留学に関する情報、悩み、不安、愚痴などを書いています。否定的なコメントは別に構いませんが、礼節を書いたコメント及び暴言は削除、しつこい場合はコメント拒否リストに追加させていただきます。また、私のブログは議論を目的とするものではありません。

メキシコのガス屋のトラックがファンキー

私の住んでいるところでは、いつもファンキーな音楽とともに、ガス屋の宣伝トラックが通ります。もう毎日のことなので、慣れていますが、爆音の音楽をバックサウンドにし、宣伝の文句『ガス買いませんかー』みたいなのが流れます。最初はものすごくびっくりしました。休日に昼ぐらいまで寝ているときはいつもその音で起きていましたね。

どのくらい爆音なのかというと、授業中にガス屋のトラックが通ると、その音で先生の声や発言している生徒の声が聞こえなくなるレベルです。本当にうるさいです。そのトラックが通っている間は時、授業が中断します。そのまま通過してくれる時は、まだいいのですがどうやら巡回しているらしく、三十分後ぐらいにまた聞こえてくると、また授業が中断してしまうので困ります。わからない授業が余計わからなくなるので(笑)

学校の先生はどうやらあまり気にしていないようで、そのトラックが通るたびに『誰かガスいる?』と毎度同じジョークを言います。笑のツボが違うのでしょうか?メキシコ人の生徒は結構笑っています。毎度同じジョークなのによく飽きないなぁと思いながら、私は愛想笑いをしています(笑)別に先生を攻めてるわけではありません。ガス屋が通るのは規制できませんし、どうしようもないですから、ジョークで場を和ませてくれるのはむしろありがたいです。

しかしながら、あのガス屋が具体的に何を言っているのかは、まだはっきりとは理解できません(まあそんなに真剣に聞いていないので、普通かもしれませんが)し、音は聞いたことがあっても未だにトラックの姿を見たことがないのです。

今度真剣に耳を済ませて聞いてみて、何を言っているかわかったらぜひ皆さんにお伝えしたいと思います。また、ガス屋のトラックがどんな見た目をしているのかも、今度見つけたらお伝えします。謎に包まれたガス屋のトラックの真相を突き止めてみせましょう!

留学と瞑想

実は、私、かれこれ2年以上瞑想を続けています。続けていると言っても、環境の変化(進級や引っ越し、留学等)があるとやめ、また何となく続けるみたいなある意味断続的にやっていたので、完全に二年間やっていたわけではありません。今日は、留学と瞑想の話をしていきたいと思います。

留学が決まってからは、私の大学が無理なスケジュールを作ったせいで、留学の準備と試験に追われ続け、それはもう大変でした。寝る時間もあまりなく、瞑想する時間なんてもっとありませんでした。そんな状態の中、出発日を迎え、メキシコにつきました。もう精神は着いた時からボロボロで毎日、毎日帰りたいと嘆いていました。其の内、私が持っている精神疾患の症状も再発してしまい、カウンセリングをインターネット経由で受けることになりました。カウンセラーの方は、私に瞑想を再開することを進めてくれまいた。瞑想を再開し、毎日行ってみると、完全によくはならないものの、やる前より、少し気分が落ち着いていくのがわかりました。ホームシックや精神疾患が瞑想をすることによって和らいだのです。

もちろん、完全に和らいだわけではありませんから、ホームシックがひどくなったり、精神疾患がひどくなったりすることもあります。でも、やる前よりもひどくなる頻度が少なくなったり、ひどいと言ってもましにはなっていました。

一時帰国中も瞑想をやめてしまい、メキシコに帰ってきた際、ホームシックと精神疾患がひどくなったのですが、やっぱり瞑想を再開すると、1日、1日、よくなっていくのが感じられました。私が現在行っているのは、気づきの瞑想と言うもので、目を開けて、手を動かしながら、それに気づいていくと言う瞑想です。ご興味のある方は、調べてみてください。

現在ホームシックに悩んでいる留学中の方は、毎日五分でもいいので、瞑想をしてみることをお勧めします。そうすると、完全によくはならないかもしれませんが、段々気持ちが落ち着いてくると思います。別に気づきの瞑想でなくても、座って呼吸に集中する普通の瞑想でもいいんで、とにかく毎日五分やってみてください。噂によると集中力も上がるようなので、留学中の厳しい勉強にも耐えられるようになるかもしれませんよ?

 

上を向いて歩こう

最近ジムにそりが合わないトレーナーがいて、本当に最悪です。彼は、愛想が悪く、仕事に対するプロ意識とかそういったものもありません。フォームとかの教え方も本当に的当です。仕事は雑なくせに、雑談はすごくしてるし、携帯もいじってるし、お前何しに来てんの?って聞きたくなります。真面目な話、日本だったらクビになっているレベルだと思います。

おまけに授業も全くわからず、教室にも馴染めず、他の国から来た留学生達にも先を越されています。帰国の手続きもあまりうまく言っていないですし、本当に何もかもうまく行っていません。9月は定期試験もあり、追試になりたくないのなら、気合を入れてこれから勉強していかなければならないのに、こんな調子です。本当にどうすればいんでしょう?何か色々な事に疲れてしまって、勉強もあまりろくにできていないんです。。。

そんな精神的に参っている中、毎日聞いている曲があります。それが坂本九さんの”上を向いて歩こう”です。ずいぶん昔の歌ですが、改めて聞いてみると本当にいい曲だと思います。この曲を聞いている間は、キシコで何もかもうまくいかなくても、上を向いてとにかく歩いてみよう。毎日を前向きに過ごしてみよう。あと、三ヶ月もすればおそらく帰れるのだから、と思えます。何ていうかポジティブになれるんです。

さらに、この曲歌詞をよく聞いてみると、思い出す春の日、夏の日、秋の日はあるのに、冬の日はないんです。歌詞の中の彼は色々辛い事があったけど、冬の日には幸せになれたのかな?何て思います。僕も留学が終わって日本にいる冬の日には幸せになりたいです。

交換留学は自分で決めた事だが、、、

一時帰国中に留学の辛さや本当はやめたい等の事を言っていると、よく鬼の首でも取ったかのように『でもそれって自分で決めた事だよね?』と言ってくる人がいます。確かに正論かもしれません。しかし、これは最低の言葉です。私はこの言葉を聞くたびに『お前がメキシコに行ってすんでみろよ!』や『お前は人生における全ての結果や行為を文句も言わず受け入れてきたのか?」と心の中で思い、怒りで拳に爪が突き刺さっていました(大袈裟)。大体、重要であれ、重要でなかれ人生は決断の連続です。

そして、誰しもが人生の選択を誤ってしまう可能性があります。なぜなら、人は未来の事なんてわからないからです。未来のルートが全部わかってその中で決めてたのなら、私も反論しませんが、そうではありません。自分が決めた事なら文句を言ってはいけないのなら、それは相当生きにくい人生になるでしょう。

そりゃ北斗の拳サウザーのように『引かぬ、媚びぬ、省みぬ』生き方ができればいいでしょうが、そんなやついません。人はそんなに強くないと思います。その間違った選択を受け入れるために誰かに話を聞いてもらったり、遊んだり、時にはよからぬ行動をしてしまったりするわけです。

ましてや、受験や就職、転職、留学のような人生の大きな決断を誤ってしまった人は、もう自分自身の力で受け入れられないほどの後悔を背負っているわけです。そんな人生の大きな過ちを犯した人に、自分の事を棚に上げて『自分で決めた事だよね』の一言でその人の苦しみを全て片付け、さらに追い打ちをかけるのは、とても残酷な事だとは思いませんか?

完璧主義者はメキシコに向かないかも

私には、色々な事を真剣に考えすぎてしまう悪い癖があります。授業でも筋トレでもなんでも常にベストを目指してしまい、あーでもない、こーでもないと一人で悩んでしまうんです。よく言えば完璧主義者なのかもしれませんが、別に芸術家でもアスリートでも、大学教授でもないので、そういう癖は本当によくないです。

まあまだ、勉強とか筋トレとか形のあるものだったら良いのですが、何時に寝るとか何時にご飯食べるとかそういった事も自分で決めた時間でないとかなりイライラしてしまうので大分問題です。頭おかしいです。

メキシコには基本的にそういう人は少ない気がします。僕の周りだけかもしれませんが、あまり細かい事にはこだわらない。時間とか、約束とか、迷惑とか、騒音とか、距離感とか。だから、今〜するよって彼らが言ったとしたら、1時間後ぐらいがデフォルトです。ドタキャンなんて当たり前。そういう事がさらに完璧主義者の自分を苦しめます。相手にも完璧を求めちゃいけないって事はわかっているんですが、いざそういった出来事が自分に起こると、本当にイライラして、やっぱりメキシコはろくなもんじゃない!なんていいながら、ブチ切れて物をぶん投げたりする事もあります。

自分も色々な事に完璧を求めず、もっと楽にルーズに生きられたらメキシコ生活も50倍ぐらい楽しめると思います。それに日本に帰ってからも、もっと生きやすくなるんじゃないかと思っています。

私は、今まで何か新しい事を初めても、いつも色々な事に責任や不安を感じて最終的に精神が持たなくなって辞めてしまうって事がたくさんありました。これから社会人になるためにも、完璧を求めず、ルーズになる癖をつけていきたいです。すごく一生懸命やって、精神的に病んで、全てを投げ出してしまうよりも、気持ちを楽に持って、色々な事を長く続けられる方がいいでしょうから。

追試が不安

私の交換留学している大学には、落ちたら追試と言うシステム(どこの大学にもあるのかもしれませんが)があります。定期試験はクリスマス休暇前にあるのに、追試はクリスマス休暇の後にあります。クリスマス休暇は大体二週間から三週間ぐらいですね。ですから、追試になってしまうと帰国日が最長で一ヶ月(色々と準備もあるので)伸びでしまうわけですね、、、帰国日が伸びれば、その後の前期の授業も含めた単位交換申請にも影響しますから、本当に追試になったらいい事ないです。

しつこいようですが、私は一秒でも早く日本に帰国したいんです。メキシコから早く出たいんです。でもそれと同じぐらい、単位も欲しい、、、なぜなら留学先で単位が取れないと今後の卒業にとても響くからです。その上、留学前に一緒にいたメンバーは全員卒業してしまうので、私は誰も知り合いがいない中一人ぼっちで授業を受けなければなりません。その一人ぼっちの気まずい時間をなくすためにも、卒業のためにも単位が必要なんです。まあ、折角我慢して授業も最後まで出たのだから単位を取れなきゃなんのためにここにいるのか?と言う気持ちにもなります。

しかしながら、現実は厳しく、今取っている授業は、言ってる事がほとんど何もわかりません。まだ、定期試験は受けていませんが、普段の授業もわからないのに、テストができるのでしょうか?私にはそうは思えません。

最近は毎日追試になるんじゃないかと不安です。追試受けずに帰ると言う選択肢もあ流ので、それもありかなとは思っていますが、単位は欲しい。でも、追試を受けたからといって単位が取れるわけではないですからね。追試になってないのに、もう受けるかどうかで悩んでいます。

こんな小心者の自分をなんとかしたいです。

 

メキシコ、バスの乗り方が難しすぎる

最近は、感情的な記事ばかりだったので、実用的な記事を書こうと思います。

私の住んでいるところは、メキシコシティーとは異なり、かなり田舎です。なので、バス停というものが私の近所にはありません。じゃあどうやってバスに乗るのかというと、電柱の前とかコンビニの前とかひどい時だと道の途中とかがバスの停留所になっているので、自分で見て観察して、どこがバスの停留所なのかをまずは知る必要があります。もちろん、知り合いがいれば知り合いにバス停を聞くのもありです。

私の地元のバスは、そこに突っ立ているだけじゃ止まってくれません。乗りますよーと言うハンドサインをしないといけないんです。人差し指を下に突き出すようなサインです。それをするとバスは泊まってくれます。ですから、遠くからきたバスの前に書いてある、どこ行きかをガン見して、こレダ!と思ったらサインを出して止まってもらうんです。つまり、動体視力が必要です。

やっとバスに乗り込んだらお金を払います。しかし、お金を払おうとしてる間にバスはドアを開けっ放しにしたまま発車することがよくあるので、手すりに捕まっていないと危険です。

最後はバスの中にあるボタンを押しております。しかし、降り場もバス停がなくわからないことが多いので、目的地より少し早めにボタンを押した方がいいでしょう。

また、バス停があるところもありますが、基本的に時刻表がないので、乗る場合は時間に余裕を持っていきましょう!