メキシコ留学記

メキシコの交換留学生が、メキシコ留学に関する情報、悩み、不安、愚痴などを書いています。否定的なコメントは別に構いませんが、礼節を書いたコメント及び暴言は削除、しつこい場合はコメント拒否リストに追加させていただきます。また、私のブログは議論を目的とするものではありません。

交換留学帰りという称号に実力が伴わない

私は大学で優種な成績を収め、語学資格をとり、志望理由書や選考試験を通り抜け、また書類を書き、ガイダンスを受け、交換留学生と言う称号を手に入れました。交換留学前は、メキシコで思う存分勉強し、語学力、精神力、知識、体力をつけ交換留学生の名に恥じない人間となって帰ってくるつもりでいました。そして、卒業のためにどの道もう一年大学にいなければならないので、そこで留学で身につけた語学力を活かし、資格試験や大学の授業、できたらアルバイト等でも無双するつもりでいました。DeleでいえばC1までは留学で培った語学力と知識で所得したいと思っていました。

しかしながら、現実はとても厳しいものでした。まず、メキシコの食文化が合わず、毎日の食事がとても嫌なものになりました。味があまり美味しくないんです。それでも生きていくためには腹に入れなければならず、頑張って入れています。三度の食事が生きがいだった私にとってこれは大きなストレスとなりました。また、外食をするとお腹を壊して、下手すると病院送りになってしまうため、生活するので精一杯となってしまいました。さらにメキシコの文化、メキシコ人の人間性も合わず、これもまた大きなストレスになりました。このような問題は、メキシコにいる限り抱えていかなければならない問題なので、逃げ場がありません。生きていくためには、メキシコ料理を、そしてメキシコ人と関わらなければならないからです。その他にも私は根本的な問題をたくさん抱えています。

そして、生きていくだけでこれだけのストレスを抱えているともう勉強どころではなくなってしまいました。帰らないように我慢しているのが精一杯です。留学前はあれだけ勉強しようと考え、知識も詰め込もうと思っていましたが、九ヶ月目を過ごしている私の語学力は上がるどころかむしろ低下してしまい、あれほど留学前に詰め込んでいた知識もほとんど忘れ去ってしまいました。留学することで私は進化するどころか、退化してしまったんです。

しかし、周りや社会は私のことをそうは見てくれないでしょう。交換留学生で約一年の長期留学を終えたのだから、スペイン語はできないはずはないと言う目で見てくるはずです。私の留学状態を話す機会があるとしたって、理解してもらえるかどうかわかりません。多分理解できないでしょう。怠け者と思われるのが関の山です。称号に全く見合わない実力で日本に帰った私はその先どう生きていけばいいんでしょうか?本当に悩ましいです。。。